関東のお彼岸の時期を知っておきたい人が多いですが、春と秋の2回あります。春の場合は春分の日を中日にして、その前後の3日間のことです。秋の場合は秋分の日を中日にして、その前後の3日間のことです。この時期は野菜やお米などが収穫される時期ですし、昼間と夜の時間もほとんど差がなく、比較的気候が良いのが特徴です。
お通夜や告別式などの葬儀が終わった後は、初盆が一番重要ですが、お彼岸もお盆に次いで重要だと言えます。関東でも関西と同様に、お仏壇に手を合わせたり、お墓参りに行くことが多いです。宗派によっても多少は違いますが、お墓参りには供花とお線香、お水などを準備しておくと良いでしょう。
お墓参りに行く時は、とげが付いていたり、赤い色の花などは適していません。香りのよい白菊や黄菊、小菊、リンドウなどがお勧めです。お墓参りに行く時は、汚れやすいのでカジュアルな服装でも問題はありません。住んでいる地域や宗派によっては、地元の僧侶が自宅に訪問をして読経をしてくれます。
お布施の金額は3千円から、5千円ぐらいで良いでしょう。白い封筒にお布施と記入をして、僧侶が帰宅する前に手渡しをすると良いでしょう。現代は忙しい人が増えていますが、お彼岸の時はなるべくご供養をすることが大事です。