是非知っておいた方が良い、お彼岸の時期

2019年12月14日
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関東にて葬儀をした人は、お彼岸を意識し始める人も多いでしょう。多くの人は、お彼岸というと毎年3月と9月にお墓参りをする行事であることは漠然と知っているかもしれません。しかし、その正確な時期を知っている人は少ないでしょう。

その正確な時期は、2020年の場合3月については、彼岸入りが3月17日で、中日(春分の日)が3月20日、彼岸明けが3月23日です。9月については彼岸入りが9月1日、中日(秋分の日)が2月22日、彼岸明けが9月25日です。

彼岸とはもともと仏教用語でサンスクリット語である「パーラミター」を表す言葉です。パーラミターを漢字に当てると「波羅蜜多」という言葉で、これはお経の中でも使われているので聞いたことがある人も多いでしょう。

この言葉は、「完成する、成就する」などの意味合いを持ち、仏教においては、欲や煩悩、苦しみに塗れた輪廻の世界を脱して、迷いのない悟りの境地に至ることを表現しています。さて、お彼岸の日には何をすればいいのでしょうか。彼岸入りには、仏壇や仏具、お墓や納骨堂を清めるしきたりですので、お墓などをきれいに掃除します。通常の袴襟よりも、時間をかけて丁寧に行う必要があります。お墓参りの時には、お供えの花と、お線香と蝋燭、手桶と柄杓、御供物、掃除道具を持参します。掃除道具としては、ほうき・雑巾・軍手・ゴミ袋・スポンジ・タワシ・歯ブラシなどを持参すると良いでしょう。



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