葬儀・告別式の形は、昔に比べると大きく変化をしていると言えます。家族葬を行う方が増えましたし、好きな音楽を出棺の際に流す故人も増えています。しかし、最も変わって来たのが霊柩車ではないでしょうか。以前は金ピカのお宮型が主流でしたが、やはりクレームの影響ですっかりと姿を消してしまいました。
それに代わって登場したのが、ワンボックスタイプの霊柩車や寝台車です。これだと一般車両と区別が付きませんし、住宅街に入っていってもクレームが来ることはありませんし。ただ、そんな考え方に違和感を覚える方も少なくはありませんし。
現代社会は、小さなクレームに敏感になってしまっています。誰もが最後は亡くなる訳ですし、華やかに見送ってあげたいと願っているのではないでしょうか。少数派のクレームに屈してしまうことで、人間として大切な根幹を見失ってしまいます。
譲れない部分は譲れないと、はっきり主張出来る世の中であれば理想です。葬儀社においては、定期的に見学会が開催されています。いつもは見られない裏側を覗くことが出来ますし、新しい発見があるのではないでしょうか。
知識と経験を踏まえて、終活に臨むことも出来ます。生きるエネルギーが沸きます。